理事長ご挨拶

理事長就任にあたり、皆様にご挨拶をさせていただきます。

「一般社団法人 日本アパレル・ファッション産業協会」の理事長に就任いたしました鈴木です。どうぞよろしくお願いいたします。

当協会はアパレル産業における「商品力の強化」、「新技術の導入」、「生産性の向上」を目指し、1979年に任意団体として誕生しました。 その後、一般社団法人となり今年、44年目を迎える歴史ある団体ですが、発足当初と比べると、アパレル・ファッション産業を取り巻く事業環境は大きく様変わりしております。

約3年にわたる新型コロナウィルスの感染拡大の脅威もようやく沈静化すると同時に経済の再開が本格化し、業界も活況を取り戻しつつあります。
一方で、原材料、エネルギーの高騰によるコスト高や物価の上昇による消費への影響など、業界の先行きには依然として不透明な状況が続いております。
そうした中、私は、協会の存在意義と役割を明確にしていきたいと考えております。
まず、会員企業1社ではなかなか出来ない事を団体の役割として行っていくこと。
具体的には国や自治体、また他団体との連携をこれまで以上に深め、業界の要望を伝えていくことと、より良い情報を集めそれを会員企業に発信していくことです。
2つ目は事業の「非競争領域」を会員間で手をたずさえ「協調領域」とすることで新たなメリットを生み出していくことです。
例えば会員間での海外から国内への共同輸配送を行うことで、物流コストの削減またCO2の削減を図ることが出来ます。こうしたこれまでにない新たな提案を積極的に行ってまいります。

私達アパレル・ファッション産業が再び、魅力的で元気な産業となれるように、旗を振り、協会一丸となって取り組んでまいる所存です。

一般社団法人
日本アパレル・ファッション産業協会

理事長 鈴木 恒則