DNSの世界的な運用変更に伴う キャッシュDNSサーバーの設定更新の必要性について

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DNSの世界的な運用変更に伴う キャッシュDNSサーバーの設定更新の必要性について

2017.08.29
広報委員会
<経済産業省 生活製品課より周知要請>

 

DNSの世界的な運用変更に伴うキャッシュDNSサーバーの設定更新の必要性について

経済産業省生活製品課より以下の周知要請がまいりましたのでお知らせいたします。

この度、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)より、標記の件について事務連絡がまいりました。各位におかれましては、周知・注意喚起にご協力をお願いいたします。
(※本件、内容が専門的かつ複雑であるため、まずは、会員団体・企業のシステム担当の方にお知らせいただき、その上で技術的な解説やアドバイスが必要な場合には、総務省の以下の窓口にてお問い合わせください。)

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●お問い合わせ先 総務省総合通信基盤局データ通信課
TEL:03-5253-5853
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インターネットの重要資源の世界的な管理・調整業務を行う団体ICANNがDNS(ドメインネームシステム)を安全に利用するための仕組みであるDNSSECにおいて、電子署名の正当性を確認するために使う鍵の中で最上位となる鍵「ルートゾーンKSK」を更新することを発表しました。

この更新は信頼性維持のために行われるものであり、本年9月から新旧の鍵の併用が開始されます。当該更改作業はDNSSECの利用有無にかかわらず全てのキャッシュDNSサーバーが影響受ける可能性があり、このキャッシュDNSサーバーの運用者においては、本年9月19日までに必要な処置が講じられない場合、ウェブアクセスやメール送信などが出来ない利用者が生じる可能性があります。


<対応が必要となる者>

DNSを用いた検索を実際に行う「キャッシュDNSサーバー」の運用者全て例:インターネットサービスプロバイダ、官庁、独法、学校、企業等

<関連サイト>
http://www.nisc.go.jp/active/general/pdf/taisaku_170718.pdf
http://www.nisc.go.jp/conference/cs/taisaku/ciso/dai13/pdf/13shiryou03.pdf
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban04_04000212.html

■会員企業の皆様には契約をされているインターネットサービスプロバイダが本件の更改を行っているか、確認されることをおすすめします。