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2019.02.03

『就活生へ向けたアパレル企業の新たな試み』
~集合型1dayインターンシップ合同セミナー開催~

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2019年2月3日、一般社団法人 日本アパレル・ファッション産業協会人材育成委員会では、リクナビ協力のもと、アパレル・ファッション業界に就職を希望する学生を対象とした「アパレル業界 インターンシップ合同セミナー」を開催した。

 

今回のセミナーに参加したのは、(以下五十音順)オンワード商事(株)、(株)銀座マギー、(株)サンエー・ビーディー、(株)ジャパンイマジネーション、(株)ジュンアシダ、(株)ジョイックスコーポレーション、(株)ダイドーフォワード、(株)ナイガイ、(株)ノーリーズ、 (株)ピーアンドエム、合同会社PVHジャパン、(株)卑弥呼、(株)ファイブフォックス、(株)ファッション須賀、(株)レッセ・パッセ、(株)上野商会、(株)エス・グルーヴ、(株)オンワード樫山、(株)三陽商会、双日インフィニティ(株)、西川産業(株)、マツオインターナショナル(株)、吉岡(株)、(株)ラピーヌ、(株)ルックホールディングス、(株)レナウン、ワールドグループ。計27社。

 

同イベントは、学生の就活スタイルの変化・早期化に対応するため、例年3月に行ってきた合同セミナーの在り方を見直し、本年度より名称も新たに業界への更なる理解を求めていくもの。今回参加していただいた企業は国内の有力アパレル企業27社。

当日は、各社個別ブースに分かれ、来場した多くの学生たちに向けて自社の業務内容や仕事の意義などについて詳しい説明を行った。

 

 

 

アパレル業界で働くためのはじめの一歩!

 

会場となった日本橋のオンワードパークビルディングの玄関には、入場開始時刻の10時30分を待たず、朝から期待と不安に胸を膨らませたくさんの学生の姿が。先ずはロビーでガイダンスPVを上映し、アパレル業界の川上から川中、川下まで様々な職種で活躍している先輩たちのリアルな声を紹介。セミナー受講前に、この業界には多くの業態・職種が存在すること、また仕事にはいくつもの異なる能力やスキルが必要であることを学んでもらう。映像を見つめる学生たちの面持ちはみな真剣で、その力強い眼差しにアパレル業界ヘの関心が高い彼らの真摯な気持ちが充分にうかがえた。

 

 

 

まずはとにかく情報収集

 

PV観賞後、学生たちは各企業がブースを構えるセミナー会場に移り、それぞれ興味のある参加企業のブースへと足を運び、緊張の面持ちで各社の担当者と対面。講義は一回25分ごとのタイムスケジュールで区切られ、人を順次入れ替えながら企業体験を行った。限られた時間のなかで、気になる企業はもちろん、会場で興味を持った企業にも就業体験をしにいく姿に、業界への関心度の高さが感じられる。一日をかけて情報収集に努める学生も多く見受けられるほど、スタートから終了まで意欲みなぎるセミナーとなった。

 

 

 

仕事にやりがいをみつけることが重要

 

特に人気の高かった総合アパレル会社のブースでは、展開している注力事業の説明に時間を割いた。また、担当者自身の実体験をもとに、キャリアを構築するまでに得たいくつもの経験や発見なども披露。実体験に基づく経験談はとても分かりやすく、学生たちの更なる意欲の向上に繋がったようだ。そのほか、面接時に必ず質問するという志望動機についても言及し、「会社に興味を持ったきっかけを聞くと、一番多く返ってくる答えが”扱っているブランドが好きだから”というもの。きっかけとしてそれはもちろん嬉しい。けれど重要なのはその先で、”5年後、10年後に自分は会社で何がしたいのか”。そこを熱く伝えて欲しいと思います」といった実のあるアドバイスも添えられた。

 

 

 

このほか、服飾雑貨やレッグウエアといったより専門性の強い会社のブースにも多くの学生が関心を寄せており、これまで知ることのなかったファッション業界の奥の深さをあらためて肌で感じたようだ。

 

 

 

今回のセミナーについて

 

主催者の声

 

「学生の皆さんが知っているアパレル業界の仕事は、まだほんの一部だと思います。この業界にはとても多くの業態・職種があり、多様な能力やスキルが求められています。業界の川上から川下までいろいろな職種があることを、このような機会を通してもっと多くの人に知ってもらい、これから本格化する就職活動に役立てていただきたいです。」と日本アパレル・ファッション産業協会の川名氏は今回のセミナーを振り返った。

 

 

一方、参加された企業の方々や当事者である学生の皆さんからもいろいろな声が寄せられた。

 

 

企業の方々の声

 

「弊社がどのようなことをしている会社なのかをまずは知ってもらいながら、この時期に適した自分に適した企業の見極めや職種の選び方についてアドバイスをさせていただきました。」

 

「我々の思いに共感してもらえるように、会社の理念や目指す方向についての話をしました。会社の考え方をよく理解していただいたうえで、本人の思いがうまくマッチングするような関係性を今後築けたらいいなと思います」

 

「例年に比べるとECについての話に時間を割きました。ECやオムニチャンネルの大切さと、リアル店舗の大切さ。その両方を理解していただけるよう心がけました。」

 

「なにより学生たちの意識の高さを強く感じました。この業界でご飯を食べていこうという気概のある学生さんも多くいらっしゃいました。」

 

 

 

 

学生たちの声

 

「同じアパレルメーカーとはいえ、企業によって出来ることと出来ないことがあるのを知りました。また、ひとつの仕事を極めていける企業と、多くの仕事を任せてもらえる企業など、自分の方向性を決めるうえでの選択肢が広がりました。」

 

「技術職が希望でしたが、今回のセミナーで販売の大切さを知り興味を持ちました。」

 

「アパレル業界がどういうところなのかを知りたくて参加しました。販売職に興味があるのですが、販売といっても様々な形があることを知りました。業界について知らないことも多く不安もありましたが、いろいろな話が聞けて安心することができました。」

 

「バイヤーになりたくて今回セミナーに参加しました。ECに力を入れている企業が多く、そちらにも興味が湧いてきました。」

 

「アパレルブランドでのアルバイトを通してMDや営業職に興味を持ちました。当初は興味のある4社の話を聞きたかったのですが、最終的に6社から話を伺うことができました。いろいろな体験をすることができて、業界について新たに知ることも多く今後のためになりました。」

 

 

 

終わりに…

 

有力アパレル企業が一同に介し行われた今回のインターンシップ合同セミナー。参加した学生たちにとって、業界の様々な側面を知ることのできるとても貴重な機会となったのではないだろうか。多くの企業との出会いや先輩たちからのアドアイスを通して、これまで思いもしなかった新たな自分の可能性に気づいたという学生も多い。今回のセミナーをひとつのきっかけとして、これから始まる就職活動にこの経験を活かして欲しいと切に思う。アパレル業界の未来を担う、今後の彼らの活躍を心から願うばかりだ。

 

 

 

<人材育成委員会担当>

一般社団法人 日本アパレル・ファッション産業協会 事務局:川名

 

<人材育成委員会担当>

アパレル・ファッションコンソーシアム

一般社団法人 日本アパレル・ファッション産業協会 事務局:川田・川名

アデコ株式会社 担当:町田

 

※本事業は(公財)東京しごと財団より委託を受け、アパレル・ファッションコンソーシアムが運営しています。

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